初投稿時の動画制作・編集ワークフローまとめ

31 動画制作
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先日 #ユーチューブ に #動画初投稿 しました。

内容はトーク動画です。その際の

●私がもともと持っていた知識

●使用機材&アプリ

●ワークフロー

をまとめておきます。これから動画制作したり動画編集する方には部分的に役立つかもです。

なお細かい機材使用方法や参照したサイトなどは書きません。作業の大項目の流れと私が私的に苦労した点だけを書いてあると思ってください。

併せて所要時間も書きますが、これは私の初動画投稿での状況です。慣れれば早くなるでしょうし、また私が時間かかってても皆さまはサクッとできる箇所やその反対もあるかと思います。一例とお考えください。 

目次

  1. ■■■ もとから持っていた知識とスキル ■■■
  2. ■■■ 使用機材 & Application ■■■
  3. ■■■ ワークフロー ■■■
  4. 1 企画 (2の構成・演出と合わせて2時間くらい)
  5. 2 構成・演出
  6. 3 台本 (戻り作業も含めて3時間)
  7. 4 演出・撮影・トーク (30分くらい)
  8. 5 音源(楽曲)探し・選定・音編集 (1時間くらい)
  9. 6 SE製作 (1時間くらい)
  10. 7 動画編集 (13時間くらい)

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■■■ もとから持っていた知識とスキル ■■■

私がもともと持っていた知識とスキルは以下でした。なのでもし以下スキルまわりについての苦労が知りたいということでしたら、他の方の記事をお探しいただいた方が早いと思います。

●ライブイベントの台本構成・演出知識を動画作成に応用

●ライブイベント全般・バンドなどのサウンドミックス

● #iMovie の基礎知識

● #Photoshop の基礎知識

● #GarageBand は直感的にわかる

上記知識経験がもともとあるためにあまり苦労しなかった箇所は、ワークフロー中に「ここはあまり苦労しませんでした」などと記述するようにします。

■■■ 使用機材 & Application ■■■

撮影   iPhone11
音声収録 iPhone11内蔵マイク
照明   家電照明のみ
使用PC   MacBook Pro 2017
動画編集 Adobe Premiere Pro v14.1.0
画像編集 Adobe Photoshop v21.1.2
SE製作    Garage Band 10.3.4

■■■ ワークフロー ■■■

1 企画 (2の構成・演出と合わせて2時間くらい)

どのような内容の動画を上げるのか、ですね。

★(私の一人称)の選定基準は

・自分の得意分野

・今、自分の旬

・誰かしらの役に立つであろう情報や考え方

で、日頃から考えてることをネタにするので、所要時間は机に向かって思いだしまとめて取りかかるまでの時間です。

なお選定基準は動画によって異なると思います。バラエティと動物動画、あるいは子供動画、レッスン動画など、さまざまな形式・フォーマットがあります。各自やりたいことに沿った企画を考えましょう。

2 構成・演出

内容をもっとも効果的あるいは標準的にみせるための、動画の流れと動画各要素(演者の画と音・音楽・SE・静止画・テロップ)などのプラン作成です。

ここで構成上、抜けていたのが、動画前半でこの動画の内容インデックスを入れること!最後まで見てもらうための必須項目かと反省。

★はもともとはライブ音響でバンドだけでなく、トークイベントやブライダルなどの音響も担当していて、そのときの内容や主役を引き立てる演出をいろいろみてきてました。動画の演出もライブイベントの演出に近い部分があります。なので

   ※「ここはあまり苦労しませんでした」

3 台本 (戻り作業も含めて3時間)

これはタイヘンでした!

★はアドリブですべてを構成・演出通りにトークして結論に導くなどという芸当は持ち合わせておりません(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

なので話す内容を最低限、箇条書きにする必要があります。

しかもプロンプトとしてトーク時にPCを目の前に置くので、ぱっとみて大きな段落、小さな段落、改行がわかりやすいか、など自分がスラスラトークできるようにしておく必要があります。

できたな!と思っても話してみるとうまく話せない台本になってることが多々あります。その回避策として、声出しながら台本作ると効率的だな、と感じました。台本書きつつリハをやる、ということですね^^

もっと言い換えると、また台本を作る過程で内容を、アタマではなく「口もとで」覚える必要あります。

それらをやっておいても、トークで詰まりすぎたり、話してみると意味不明だったりで、台本書き直し戻り作業も発生します。

4 演出・撮影・トーク (30分くらい)

ここでの演出、とは、演者への演技付け、ということです。つまり自分の話し方や手の動かし方、あるいは間とか。なので自分で自分の演技を気にしつつスタンド立てiPhoneで収録ということです。

初回動画アップといいつつ、実は一回動画アップしてましてトークや演技チェックしました。自己評価はぜんぜんダメ、声の大小差が大きすぎる、自分らしさが出てない、国語の授業で当てられて立って本を棒読みする生徒、みたいな感じでした、棒 読太郎です(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

それで演技プランを自分で修正して2回目の動画撮影したのです。所要時間は1回目と2回目併せて30分ということです。

あとで編集しやすくするコツは、トークは止まってもよいが、本番で使うための撮りの話し出しと話し終わりは、カメラ目線をつらぬくと言うこと。カット!がかかるまではカメラ目線で!

ちなみに★はバンドでセンターで、MCも担当していて、そこそこ面白いステージを作れるのですが、ライブのどこに向かっていってもいいアドリブトークと台本ありきのトークはぜんぜん違うスキルが必要と痛いほど実感しました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

それから背景も一回収録の時点で修正、後ろにあるものが見えないようにバスカーテンを配置しました。

これからの課題ですが、カメラ(iPhone)との距離感やフレームの中での自分の位置をあとで編集しやすい場所へなど、も覚えなくてはいけません。

5 音源(楽曲)探し・選定・音編集 (1時間くらい)

実際は、7動画編集の途中で作業しました。

つまりこの作業は7のトーク編集と並行してできるということです。

フリー音源無料サイト調べて(このままの検索キーワードでOK、まとめサイトが出てくる)よろしき楽曲、OP(オープニング)BG(トーク中BG)ED(エンディング)の3曲を選びました。

2の演出上、OPは曲というより静止画使いジングル的に作ると考えていたので、先に楽曲の長さ(今回は楽曲の切りのよいとこで7秒になった)を決めて、GarageBandでアタマの空白と7秒経過後の不要部分カット。

EDは別動画を盛り込む予定だったので曲のカットはアタマの空白のみ。後ろはアップ動画のラストでフェイトアウトにするのでPremiereProで動画合わせでカットしました。

BGもトークの長さに合わせるのでカットはPremiereProに入れてからでした。

なお、3曲とも声のりんかくとカブる周波数帯域を下げて、ベースやKickのLow帯域を上げて迫力を出してあります。そうすることで声もちゃんと聞こえるけど楽曲も聞こえてるというMixになります。また3曲とも音量調整も。楽曲単体で外出しで編集するときの音量感・音質感の細かいことはそのうち有料記事書きましょう(笑)

この工程は1時間程度、

   ※「ここはあまり苦労しませんでした」

6 SE製作 (1時間くらい)

この工程も7動画編集の途中でやりました。

以下の4つの音を作ったというかほとんどプリセット音源から探し出し必要あれば編集してあります。

・ロゴ登場のSE ・大見出し登場のSE ・重要テロップ登場 ・ツッコミ

フツーの楽器のシンセサイザーの知識があると音探しだいたい見当がつき、サクッと終わるフェーズですね。

どういう編集したかはそのうち有料記事書きましょう(笑)

ちなみにSEこの場合はサウンド・エフェクトです。他の場所ではサウンド・エンジニアをさすときも、システム・エンジニアをさすときもありますので注意してね。

   ※「ここはあまり苦労しませんでした」

7 動画編集 (13時間くらい)

時間短縮するための作戦はぶっちゃけ機械の使い方と要領のいい手順に尽きます。

まず★は幻の1回目投稿(笑)で、iMovieで動画編集基本パターンは覚えておいたので、Premiere Pro の画面開いたとき、初アプリにもかかわらず、抵抗感はなかったです。

が、iMovieとはやれることが段違いにあるので、やりたいこと(2の構成・演出)は決まっていても、それを実現するためにどの機能を使うのか、都度ネット検索です。

けど心配しないで。

ネットにすべて答えは転がってます。

たとえば、メイン動画で「カメラ引き」をやりたいとしたら「Premiere Pro 動画 カメラ引き」とそのままやりたいことをネット検索すればだいじょうぶ。所要時間の7時間のうち半分以上は検索時間です。

ではまず動画の見た目処理から。★は以下の4項目だけで5時間くらいかかってます。

・メイン動画のフレーム調整(途中で編集によるカメラ引きあり)

・メイン動画の明るさ・コントラスト・色合いなど調整

  →特に背景のカーテンはあえて白飛びするようにハイライトをアップ、

  →全体でRGBバランスを整えました。

 このあたり動画の色合い調整をネットでとことん調べました。

(iPhoneXくらいから実はこのへんディフォルトで写真編集できるようになってるのでiPhoneで写真をいろいろいじってるとその経験が意外と役に立ちます)

・メイン動画不要部分のカット処理(喋り直し・えー・無言などの)

(このカット処理はiPhoneでできますね!そのほうが効率良いかも!)

・予告作り(Op楽曲前の冒頭の部分)

なおこの部分は絵面・録音状態がよくて、よどみないトークであればほとんど修正なしで行けるはず^^; 撮りの出来が全体の作業効率を左右するというのはまさにココ!

それに対して、メイン動画の音の処理は1時間くらいかな。

・メイン動画音声ノイズリダクション

・メイン動画声のピーク平均化

・メイン動画声のイコライズ

は、職業が音響屋ですのでやることとその言葉が整理されていてスムーズに事が運びました。ちなみにPremiere Proの音声処理箇所、もう少し音響卓ライクになってくれるとうれしいのだが…

このメイン動画の「ノイズと声の処理」ですが、★はいろいろネットで調べてみましたが、本当に参考にしたのは、ピーク平均化、のみです。

その他は音響屋ならネット掲載よりもっといいやり方を知ってます。

たとえば換気扇の音を下げる、とか、声の最適なイコライズとか。。。

そのうち有料記事書きましょう(笑)

   ※「メイン動画の音処理はあまり苦労しませんでした」

メイン動画、メイン音声が整い、楽曲、SEもそろいました。

次に使用静止画の作成です。

写真はゼンブ手元にそろえておきました、というか、手元にあるものだけでやりました。これも1時間くらい。準備したのは

・OP/ED部分用に共有で6枚

・ロゴ1枚

・トーク部分に2枚

Photoshopは昔から使用してますのでサクッと終わりました。

ここ1時間くらい

   ※「静止画の作成はあまり苦労しませんでした」

で、ここからがミソ。

OP/ED部分はこれから1シーズンくらいはリピート使用したいなと考えて(いちいち作っていられない^^;)別動画として作成して本編につなぐようにしました。ここ2時間くらいでしょうか。

EDには別動画を2本入れました。1つは元動画に乗ってる音も活かしました。

なおEDの曲叩きタイミングは本編トークの切れ方によっては、本編から小さめでスタートし、本編終了でフェードしてSEレベルまで上げる、というやり方の方がいいときもあるでしょう。そのときはEDの曲入れは本編動画編集で入れた方がよいかも。

   ※「OP/ED部分制作はあまり苦労しませんでした」

さて地獄のテロップ入れです(笑)

ひたすら力技で3時間!

カットインカットアウト・レゾルブ(フェードインフェイドアウト)、サイドスライド、アップスライド?て言うのかな?テロップの出し方を作り込む。

文字座布団(文字の後ろの棒塗り)もここでやってしまいます。

そしてSE入れ、これ1時間くらい。SE入れる間はトークに合わせて、あるいはテロップ出にあわせて、を考えつつ。この間合いってすごく大切だと思います。

   ※「SE入れはあまり苦労しませんでした」

8 音声音源Mix (1時間くらい)

声・OP/ED・BG・SEの音量・音質・叩きタイミングのバランス取りです。

音響屋ならではのこだわりを1つだけ話すと、

OP後、OPと同じ音量でBGが流れ始めて、トーク始まり直前からフェードしてBGレベルまでBG下げてあります。

そーいう、あまり気づかれないけど、それやっておかないと違和感あり、みたいな箇所が5〜6箇所あります(*≧∀≦*)

ここもそのうち有料記事化しようかな、そのうち

   ※「ここはあまり苦労しませんでした」

9 マスタリング (1時間くらい)

何回か見た目、音など総合的に演出と照らし合わせて微調整。

失敗項目としては、PCでチェックしてる感じと、iOSデバイスですごく小さい音で聞いたときとは聞こえ方が異なる点ですね。PCでもすごく小さい音で聞いたときのチェックが必要です。

   ※「ここはあまり苦労しませんでした」

10 アップ用サムネイル・説明記事 作成→アップ (1時間くらい)

サムネイルはPhotoshopで作成。説明記事はメモで作成。やっておかないとアップ時に焦ります^^;

   ※「ここはあまり苦労しませんでした」

11 リンク記事のSNS投稿

これは忘れないように、ってことで書いてあります。

上記のワークフローで以下の動画を作りました。

動画編集サンプル001【トーク系ユーチューバー風】ライブ関係者に捧ぐ(*≧∀≦*)

以上です。

動画ユーチューブ初投稿時の実際のワークフローで自分自身の忘備録的に書きました。このフェーズのあとにSEO的な状況確認などありますが、それはまた別の話ですので割愛。

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